C# プログラミング講座 第6回 変数とデータ型(整数型)

今回は変数とデータ型について説明します 今回は変数とデータ型について説明します

まずは簡単なプログラムを作成します まずは簡単なプログラムを作成します

以前に作成したHelloWorldと同じようにコンソールアプリケーションでプロジェクトを作成します 以前に作成したHelloWorldと同じようにコンソールアプリケーションでプロジェクトを作成します

int x = 1; と入力します int x = 1; と入力します

これは int というデータ型で x という名前の変数を宣言しています これは int というデータ型で x という名前の変数を宣言しています

変数とは文字や数値などのデータを入れる為の箱のようなものです 変数とは文字や数値などのデータを入れる為の箱のようなものです

= 1 の部分は、この変数 x を1で初期化しています = 1 の部分は、この変数 x を1で初期化しています

つまり、x という名前の箱に数値の1をいれています つまり、x という名前の箱に数値の1をいれています

同じように変数y を宣言します 同じように変数y を宣言します

そして、変数z はこのように x + y で初期化してみます そして、変数z はこのように x + y で初期化してみます

それでは Console.WriteLine を使て z の値をコンソールウィンドウに表示してみます それでは Console.WriteLine を使て z の値をコンソールウィンドウに表示してみます

表示する文字列は"z = {0}"としてその後に , で続けて z と入力します 表示する文字列は z = {0}としてその後に , で続けて z と入力します

結果を確認できるように Console.ReadKey(); を追加してプログラムを実行してみます 結果を確認できるように Console.ReadKey(); を追加してプログラムを実行してみます

static void Main(string[] args)
{
    int x = 1;
    int y = 1;
    int z = x + y;
 
    Console.WriteLine("z = {0}", z);
    Console.ReadKey();
}

z = 2 と結果が表示されました。z の値は x + y の計算結果が正しく入っていました z = 2 と結果が表示されました。z の値は x + y の計算結果が正しく入っていました

次にデータ型について説明します 次にデータ型について説明します

C#には多くのデータ型がありますのでインターネットでMSDNのページを確認します
※MSDN : Microsoft Developer Network C#には多くのデータ型がありますのでインターネットでMSDNのページを確認します

整数型の一覧表…のページを開いてみます 整数型の一覧表…のページを開いてみます

https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/csharp/language-reference/keywords/integral-types-table

C#での整数型の一覧表が表示されました C#での整数型の一覧表が表示されました

たくさんの型が表示されましたが、基本的には int型 のみを使います たくさんの型が表示されましたが、基本的には int型 のみを使います

int型 の範囲が書かれていますが、簡単にプラスマイナス約21億の範囲と覚えておきましょう int型 の範囲が書かれていますが、簡単にプラスマイナス約21億の範囲と覚えておきましょう

たとえば、テストの点数など、変数に1~100の範囲しか使わない場合も int型 を使用するようにします たとえば、テストの点数など、変数に1~100の範囲しか使わない場合も int型 を使用するようにします

ただし、ファイルサイズなど20億(2G)を超える可能性がある場合は long型 を使用します ただし、ファイルサイズなど20億(2G)を超える可能性がある場合は long型 を使用します

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