C# プログラミング講座 第3回 HelloWorld(後編)

前回は画面上に「Hello World!」と表示するプログラムを作成しました 前回は画面上に「Hello World!」と表示するプログラムを作成しました

class Program
{
    static void Main(string[] args)
    {
        Console.WriteLine("Hello world!");
        Console.ReadKey();
    }
}

今回は作成したプログラムの中身について説明します 今回は作成したプログラムの中身について説明します

まず、最初に記述した「Console.WriteLine」は()の中の文字列をコンソールウィンドウに表示する命令です まず、最初に記述した「Console.WriteLine」は()の中の文字列をコンソールウィンドウに表示する命令です

Console.WriteLine("Hello world!");

試しに中の文字列を変更してみます 試しに中の文字列を変更してみます

Console.WriteLine("こんにちは!");

開始を押して実行してみます 開始を押して実行してみます

コンソールウィンドウに表示される文字列が変わりました コンソールウィンドウに表示される文字列が変わりました

次に「Console.ReadKey」はキーボードから1文字入力を待ち受ける命令です 次に「Console.ReadKey」はキーボードから1文字入力を待ち受ける命令です

Console.ReadKey();

今度はこの行を削除して実行してみます 今度はこの行を削除して実行してみます

static void Main(string[] args)
{
    Console.WriteLine("こんにちは!");
}

プログラムは一瞬で終了してしまいました プログラムは一瞬で終了してしまいました

コンソールアプリケーションでは最後までプログラムが実行されると自動的にウィンドウが閉じられます コンソールアプリケーションでは最後までプログラムが実行されると自動的にウィンドウが閉じられます

一般的にはプログラムの最後にConsole.ReadKey()を記述することで結果を確認できるようにします 一般的にはプログラムの最後にConsole.ReadKey()を記述することで結果を確認できるようにします

Console.WriteLine("何かキーを押すと終了します...");
Console.ReadKey();

次に実行ファイルについて説明します 次に実行ファイルについて説明します

プログラムをビルドすると拡張子が「.exe」の実行ファイルが生成されています プログラムをビルドすると拡張子が「.exe」の実行ファイルが生成されています

このファイルを開くと先ほどのプログラムが実行されます このファイルを開くと先ほどのプログラムが実行されます

プログラムを少し変更してみます プログラムを少し変更してみます

static void Main(string[] args)
{
    Console.WriteLine("こんにちは!");
    Console.WriteLine("山田太郎");
    Console.WriteLine("さようなら!");
 
    Console.WriteLine("何かキーを押すと終了します...");
    Console.ReadKey();
}

開始するとプログラムは一瞬で最後の行まで実行されました 開始するとプログラムは一瞬で最後の行まで実行されました

左側のこのあたりをクリックするとブレークポイントを設定することができます 左側のこのあたりをクリックするとブレークポイントを設定することができます

プログラムは先ほどのブレークポイントで処理を一時停止します プログラムは先ほどのブレークポイントで処理を一時停止します

ここからファンクションキーの[F10]を押すと1行だけ進めることができます ここからファンクションキーの[F10]を押すと1行だけ進めることができます

このように1行づつ確認しながら実行することができます このように1行づつ確認しながら実行することができます

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